観点から切り込み、社員が誇り
に思える会社作りをサポート
する馬場です。
WordPressに移行しました。
保育士3名が逮捕された園児虐待事件
園長が誓約書を書かせていた内容・・・
「私は、従業員として、業務中に知り得た園児
および園内関係者の個人情報資料、電子ファイル
ならびに当園の機密事項などを、(在職中・研修中)
はもちろん(退職後・研修終了後)も第三者に故意
または過失によって漏洩したりしないこと、および
その結果として当園に損害をかけないこと
を制約いたします。」
ニュースでは、
虐待行為を口外しないよう約束させる誓約書
として報道されていましたが
文面だけからすると
特段、変ではないんですよね。
顧客情報や機密持ち出しの禁止
だけの内容ですから
園長が、告発した保育士を土下座させたりの
付随行為が相まって、
結局はこの誓約書が虐待行為の
口外をさせない内容になってしまっている
ことが問題で・・・
さて、会社の退職時に誓約書の署名を
会社が要求することが多いですが
その内容は、
①機密情報の漏洩禁止
②競業禁止
③会社の取引先を奪うことの禁止
ぐらいを、内容にすることが多いです。
抑止的な効果ですので、
署名の拒否は出来ます。
署名の拒否は出来ますが、
上記3点のような行為が
現実に会社に対する不法行為に
当たるような場合には
当然ながら損害賠償請求はされます。
②の競業禁止は、
似た業種に転職すること自体は
不法行為にならないことがほとんどです。
よほど業界に影響を及ぼすような人物
でない限り・・・
何にしても、入社時に誓約書の署名を
求めるのが自然ですね。
それも常識的な内容で。
企業を、社風を良くするという 観点から切り込み、社員が誇り に思える会社作りをサポート する馬場です。 ブログスタート1257日目です。 アメブロから Wordpressに移行しました。 568日目までのブログは[…]
ありがとうございました。
LINEから気軽にお問い合わせください。