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ブログスタート598日目です。
Wordpressに移行しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33a5aac78acaa00e8ae3e79a37668b1ec610d08c
昨日、大阪医科薬科大学事件とメトロコマース事件
という2つの大きな最高裁判決が出されました。
非正規社員の賞与や退職金の支払請求訴訟です。
高裁までは一定の割合で支払うべき
との判断を覆したものです。
判決をちゃんと読んだ訳ではないので
詳細には書けませんが
これは個別の事案での判断で
同一労働に該当せず
不合理な差別に当らないという判断での
棄却ですので
それを一般化して
非正規社員にその身分関係だけをもって
賞与や退職金の支給が無い
という扱いに対しての
警笛を鳴らすもので有ることは
間違いありません。
「非正規に厳しい判決・・・」
という本記事のタイトルは
敗訴したという結果だけを見て書いている
と思いますね。
ただ、非正規で雇っておきながら
正社員とまったく同様とは言えないまでも
それなりの責任を負わせることがあれば・・・
有る程度の待遇差について
不合理だという判断がありうるという事です。
会社としては
非正規社員の二つの訴訟の原告請求が棄却された
と安堵するのはダメです。
職務の内容や責任が
正規社員と非正規社員で
明確に違うことが分かる制度
になっているかを精査して
区分と処遇が不合理
になっているのなら
自主的に是正していかないと
いけません。
※その他配置転換の範囲やその他の事情等
の要素も考慮しなければなりません。
合理的な取扱いなのかの説明を
求められる場面も増えてくるはずです。
この手の訴訟は
上記のような判決が出たからと言って
下火になるとは思えません。
やるべきことを今の内に
やるべきです。
本日も読んでいただき
ありがとうございました。
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