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賃金制度や人事評価制度を
普段業務としていると
このような記事は自然に目につきます・・・
初任給水準が上がっているとのこと
ベースアップだけではなく
求人難対策のためにも
初任給を上げる内容です
そもそも賃金のカーブというのは
会社の考え方によりますが・・・
その時その時の
他社競争力との兼ね合いがあり
カーブの付け方は
他業種であれ規模の違いがあれ
そうは変わりません。
多少ピーク時の位置が
変わる事はあっても
基本的には山型です。
あとは基本給と諸手当の割合や
諸手当への会社の考え方の反映
基本給のレンジを
どの辺りに設定するのかです。
ただ、これらの考え方も
絶対にこれが正しい
なんてものは無く・・・
雇用の形態が変わってきたり
家族の在り方が変わってきたり
働く事自体への考え方が変わってくると
賃金の制度自体も
大幅な修正が求められます
その意味では
他社との競争力だけから
賃金制度が決まっていく
わけではありません
たとえ従業員であれ
会社から給与という形で
施しを受けている
というものではなく・・・
自ら稼いで来た利益を
どう月毎に分配して貰うための
納得性のあるルールに出来るのかです
稼いで来た利益が
決まっているルールを運営できない
ようなものであれば
非常措置を取るしかありませんが・・・
そうなると
今後は終身雇用でなくなっていく以上
社内での社員構成がある程度変わる時点で
皆が納得性のある賃金制度を
その都度構築していく
という形が望ましいですね
でも・・・記事にあるような初任給アップで
新人争奪戦に勝つことよりも
中小企業はやるべきことが
他にあります
ありがとうございました。
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