何で線を引く?

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定年制・・・
会社においてある年齢に到達したら、
決められたルールに基づいて、
役職や正規雇用の地位から退職する制度です。
 

昔ながらの
学校卒業⇒就職⇒結婚⇒出産
⇒定年退職⇒
第二の人生、

という典型的な人生のレールは
もう少ないのですから、

定年制度なんて
不要だと思っていますが・・・

 

それでも、
解雇が厳しい現状では、


年齢で契約を一旦終える、

という制度の存在は
残念ながら必要だと思います。
 
ちなみに、
来春の2025年4月から、

定年後65歳までの雇用確保は
これまでの段階的引き上げの経過期間を終えて、
完全に義務化されます。
 ※定年年齢を65にするという意味ではありません。
 
そういう事情は置いておいたとしたら、
働ける時まで働ける状況に応じて
働けば良いと思いますね。
 
労働条件(賃金水準)も、
基本的には典型的な人生のレールに合わせて
設計せざるを得ないとしても、
結婚すらするのが当たり前では無い以上、
家族を持つ年代を、年齢だけで手厚くする必要が
あるのかも疑問です。
 
考えてみれば、
年齢で単純に線を引くものは、
ほかにも成人年齢、選挙権、
法律行為が可能となる年齢、
婚姻可能年齢・・・

まだまだ色々あります。
 
一方で車の運転免許は
個人の運転スキルを問題にすることなく
年齢で定年制を設けて欲しい分野・・・
 
「車が無いと生活できない・・・」
もうそのセリフ聞き飽きましたが・・・
 
人を轢き殺す可能性が
かなり高くなっている事と
自分で車を運転して生活物資を手に入れることを
比較して欲しいですね。

 
「仕事と同様に、
運転を辞めると老け込む・・・」
 
人を死なせる可能性の高さでは
運転を伴わない仕事と運転では
明らかな差がありますから。

運転を伴わない仕事を
無理のない範囲でして欲しいですね。
 
年齢なんて、たかが数字。
長生き出来たことを
単純に喜びましょう。
 
 
本日も読んでいただき
ありがとうございました。