方針を示すこと

今夜は、先週に引き続き
関わっている経営者勉強会の
経営計画発表会での代表を決めるオーディション
に参加していました。

オーディションでは一人10分程度なので
かなり凝縮して端折らなければならないので
発表者にとっては酷ですが・・・

オーディションに出る人達の発表は
内容も態度も自信に満ち溢れてます。

聞きごたえがありましたし
終始、聞く側を飽きさせない発表でした。

内容も態度も自信に満ち溢れているのは
それだけ準備に時間を注いでいるから・・・

中長期の会社のビジョンや最終的に目指すもの
自分の人生における理念、
すべてが繋がっているから・・・

何を質問されたとしても
ブレることなく返答が出来ます。

正解がない経営の中で

「自分はこれが正しいと思ってやっている
だからついてきて欲しい」

と自信を持って言えるし、

そのやり方でキチンと勝算もあると
納得させられるので

聞いている側にも伝わるんですね。

今回は経営者勉強会の中での発表なので
経営者同士理解し合える部分があり
理解が早いのは確かです。

ただ、普通は社員に向けての機会がほとんど

社員は自分の時間を売っているという感覚
であるのが普通ですし
人生そのものを掛けているわけではありません。

自分の時間を売っている、と言っても
会社の将来性はシビアに見ています。

経営者として最大の仕事は
方針を示すこと

だと改めて思います。

「社員が動かない・・・」

と言っている原因はコレに尽きます。