その評価は無責任

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する馬場です。
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私は子供の頃に
兄弟と比べられるのが嫌でした。

弟に比べて〇〇・・・とか
妹と比べて〇〇・・・とか

比較すると必ず結果の優劣が出て来ます。
本人が普段努力している場合であってもです。

 

だから・・・
「浅田舞は妹よりもスケートの能力は劣るね」
とかの悪気は無い親戚の会話には
参加しませんでした。

 

現役中、お姉ちゃんは
それで苦しんでいました。

 

 

相対評価で人事評価をするのは
比較的楽です。

評価項目の定義が曖昧でも
「AさんよりはBさんは劣っているよね」
と評価することが可能だから

それにその評価は無責任なんです。

 

相対評価をすることによって
組織の2:6:2の原則
そのまま組織の評価分布になってしまいます。

 

組織全体が頑張らなくても
高評価が産まれてしまいます。

組織全体が頑張っていても
低評価が産まれてしまいます。

 

評価するなら絶対評価がお勧めです。
絶対評価をする場合には評価項目の定義が
きっちり定まっている必要があります。

 

その定義に照らして水準をクリアしているなら
その人を評価してあげるべきです。

 

 

逆に絶対評価が出来ない評価制度は
評価制度として不適切だと思っています。

 

社員が頑張ってくれないと
嘆く状況がある場合・・・

 

社員本人の気質というよりも
他に
何らかの理由があるはずです。

 

 

本日も読んでいただき
ありがとうございました。