ダブルワーク前提が増えてきた

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する馬場です。
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最近の求人応募を見ていても
ダブルワーク前提の人が多くなってきました。

ダブルワーク(片方が自営の場合は別)の場合は
労働時間が通算される(労働基準38条)ことに
注意しなければなりません。

 

 

通算されるので・・・

 

一日8時間を超える部分
週40時間を超える部分について

後発の雇用契約を結ぶ会社は
時間外労働の協定を締結する必要がありますし
割増賃金を支払う必要があります。

たとえば、
A社で8時間働いたあとで
B社で2時間バイトに来て貰う場合は

B社で働くのは2時間とはいえ
原則的にはB社が割増賃金で払う必要があります。
※A社で8時間超えで働かせていれば、その分はA社が割増を
払います。

 

何よりも
ダブルワークの可能性は
今後採用面接では聞いておかないと
いけない事項
になりつつありますね。

 

把握していないと・・・
企業側の義務である
適切な労働時間管理が出来ません。

 

「聞かれていないから言わなかった」
言われないためにも・・・

面接時ヒアリングシートに
加筆しておいてください。

 

その他、ダブルワークには

雇用保険の加入をどちらの会社で入るのか?


現行制度では、65歳以上の人であれば

マルチジョブホルダー制度のことを
本人に伝える必要もあります。

またダブルワークで
社会保険加入条件を満たしていれば

両社で加入する必要があります
(保険証はどちらかのもの)

 

ダブルワーク従事者の労災に関しても

労働負荷に関しては通算
保険給付にも関しても
賃金額の合算

という形に変わっています。

 

 

 

本日も読んでいただき
ありがとうございました。