乖離していないか

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給与相場って良く聞かれますが・・・

これが正確なデータというものが中々無いのです。

なぜなら、地域性や業種、事業規模、
当該会社の事情、その時々の求人市場等の条件が
複雑に絡むから・・・

幾多の条件があるので
相場と言えるほどの
母数調査が取れないのです。

 

ただ、その中でも参考になるデータはあります。

そもそも賃金相場が知りたい時というのは

会社側が求人(転職含む)をする時や
給与制度を見直す時・・・

 

求人サイトやハローワークの統計データで
求人の際の下限平均や上限平均、求職者の希望賃金平均
が分かります。

各地域のハローワークの求人データの賃金統計資料が
ホームページ上で公開されています。

 

 

例えば、こちらは愛知県の場合

ハローワーク名古屋中の統計資料・賃金情報情報です。 …

 

 

インディードの求人検索では
給与検索を掛けることが出来ます。

 

 

 

賃金構造基本統計調査
というデータも公表されています。

 

政府統計の総合窓口

各府省等が登録した統計表ファイル(Excel,CSV,PDF形式)を検索し、閲覧・ダウンロードすることができます。また、…

 

これらのデータを参考に
求人の際の賃金を決めることが出来ます。

 

ただ・・・
これは単なる相場なので

相場から
乖離していない
というだけの
参考にすべき
です。

賃金額で求人を目立たせることをやり出すと
無理が生じますし

 

そもそも賃金等の労働条件は

どこまで上げてもそれが当たり前になり
労働条件だけでは動機付けになりません。

 

 

給与制度を見直す際も
相場は求人の時ほど参考にはしていません。

ベースアップを考える際のみですね。

 

 

本日も読んでいただき
ありがとうございました。