売りと、求められる良さ

私の趣味はエレキギターで
複数のバンド活動もやっています。

バンドでの演奏はチームなので
チームの状態が良くないと
演奏内容にも影響が出て来ます。

また、素人なりに
また見たいと思って貰えるようなバンドには
素人なりの良さや売りが無いと来て貰えません。

ですので、企業の良さと共通する部分があり
経営の視点での学びも多くあるのです・・・

言ってみれば

このバンドはこういうコンセプトで活動していて
ここが良いよね・・・と
言語化出来るような良い所があると

定期的に開催するライブに向こうから来てもらえるし

メンバー側にとっても、来てもらえそうな人が明確になり
声を掛けやすい訳です。

私が数年前から加入しているあるバンドは
80年代ポップスをその世代が懐かしいと思って貰える
がコンセプトだったようですが・・・

やっている曲のアーティストがバラバラで
その曲が流行った時代だけが共通・・・

コンセプトとしてちょっと弱いなと感じます。

で、そのバンドとしては

ボーカルの歌唱力を売りに
このバンドはボーカルが〇垣さんだから良い！
※伏字になってませんね・・・(笑)

と言って貰えるような楽曲に
絞っていくようです。

それはそれで良いとは思うのですが・・・
ボーカルが脱退したら
成り立たないですね。(;^ω^)

売りと、求められる良さって
主体がバンド側、オーディエンス側と違うので

それが一致していると長い期間愛されますが・・・
ズレていると・・・

ファンが離れるか、バンドが苦悩します。

アメリカのハードロックバンド、ヴァンヘイレンは

ギターのエディ・ヴァンヘイレンが売りで
求められている良さもエディなので

エディがキーボードを弾こうが受け入れられますが・・・
※結局それが理由となり、ボーカルが脱退します

エディが居なくなったら
いくら息子のウルフギャングが
ヴァンヘイレンという名前だからと言って
ギターに転向したとしても・・・

バンドしては成立しないのです。

その時は新しい売りで
新しいバンドをやれば良いのですが

過去の栄光に執着しようとすると
失敗します・・・

あー、一応結論っぽい事が書けた・・・(;^ω^)