皆で行くだけでは・・・

様々な場面でたまに聞いたり見たりする言葉

「早く行きたければ、ひとりで行け。
遠くまで行きたければ、みんなで行け。」

組織を考える際には
非常に参考になる言葉です。

アフリカのことわざ
らしいですね。

一人で経営して
効率よく利益を最大化し
柔軟に変化する

これも大事だし
生き方だと思います。

そのやり方でずっと行くのも良し

ゴルゴ13なんかは
それで良いですね。

ただ、自分の能力の及ばなかった
遠い場所に描きたいビジョンが
あるなら・・・

人と一緒に協力した方が
より遠くに行けます。

最初から大人数の組織で
やり始める事は少ないので

通常は個人でやり始めた事業が
組織として大きくなっていく
のが通常です。

人が増え始めると・・・

コミニュケーションが不足したり
そもそものコミニュケーションの中身が
陳腐なものであったり

所属する人達の個性や力が
バラバラな方向に向いて・・・

組織である必要が無いような状態
だったりします。

これは人が増え始めることによって
考えないといけない問題の質が
変わったということ・・・

組織としてのフェーズが
変わったということ

問題の質が変化すれば
トップがやるべき事も変わります。

皆で行くだけで遠くに行ける
訳でもないのです。

皆の自主性に任せていれば
それぞれがそれぞれの方法で頑張るだけで
遠くには行けません。

だからこそ・・・
トップは「必然的な強制」
をする必要があります。

ポイントは「必然的な」
なんですけどね。