何を許し、何に拘るか

企業を、社風を良くするという
観点から切り込み、社員が誇り
に思える会社作りをサポート
する馬場です。
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今日は仕事と介護の両立フォーラムin愛知へ
パネルディスカッションの
パネリストとして参加

社労士としての立場での参加ですが

 

要するに育児と介護は違い
突然やってきて状況も違うので
一定期間休むことの前提で考えるのではなく

 

所定外労働の免除や法定残業の免除
時差出勤やフレックスタイム制で対応して

基本、決められた時間の就労はして貰い
仕事の責任は果たす

 

介護の時間を取るために
各種介護サービスを
早いうちにプランして貰い


自社の制度を
きちんとケアマネージャーに伝え

当事者に合った両立支援体制を整える

 

会社としても
避けて通れないことは
隠すのではなく

早めに言って貰える体制を作り
いきなり言われて退職になる事例を
極力減らす

育児介護休業法で求められる内容の
上乗せ制度は

費用が対して掛からない物は
多いです。

 

介護休暇を有給扱いにしたり
法的義務としては認められていない
中抜け
にまで対応したり

各種介護サービスの費用補助をしたり

 

また、介護の事を社員が言い出しやすい風土は
社長自身が作ります。

中小企業の風土は社長次第です。

 

何を許し、何に拘るか
社長の一挙手一投足で
会社の風土が作られます。

 

 

ですので、振る舞い自体にも
軸が必要になります。

つまり演じること

 

権利ばかり主張して
義務を果たさない社員

社員から見た権利は、
会社の義務とイコール


であれば、
義務を会社は隠さずに履行した上で

社員に厳しく生産性の向上を求める

 

社員に義務を果たせと言う前に
会社の義務を果たすのが先です。

苦しいかもしれませんが
会社の姿勢を
社員は感じ取れます。

 

本日も読んでいただき
ありがとうございました。