適切なやり方や程度

例外はあれど
社員に愛情が無い社長はほとんど
いません。

少なからず日本全国で400万社ある中で
自社を選んで来てくれた訳ですから・・・

もちろん愛情と言っても
我が子への無償の愛とは微妙に違います。

無償の愛であれば
子供が親に愛情の対価を返す必要もありません。

経営者は、人生の大半の時間を過ごす社員に
働きやすさと働きがいを与えたいと考え

社員は社員として働く以上
会社に利益をもたらさねばなりません。

※期待する利益をもたらしているかどうかは
別の観点で評価する事は
経営での繋がりである以上必須です・・・

経営者が社員を家族と同様に見做して
働きやすさと働きがいを提供したい
と考えていたとしても

それには適切なやり方や程度があります。

至れり尽くせり提供すると・・・
会社全体が悪くなるのが目に見えています。

子供だって至れり尽くせりすれば
思考や行動がおかしくなっていきます。

金銭的には裕福な芸能人の子女が
おかしくなった例には事欠きません。

適切なやり方や程度は

他社事例や法律、世間の労働事情を
知っている専門家だからこそ

経営者が考える理想の会社作りを一緒に考える
事が出来ます。

理想の会社作りを一緒に考えられる
という部分が・・・

労務に関わる社会保険労務士という士業の
一番の強みなのだと思います。

社会保険労務士の独占業務である
労働社会保険の手続代行業務は

上記の一番の強みの付随する業務でしかない
と思っています。

「手続代行業務は大切だ」と言っている同業者も
根っこでは、一番の強みと同じ事を思って
言っているはずです。